
THE EDIT
Stylist
Shizuka Yamazaki
9月から新たなクリエイティブをスタートした、Diagram。
今回のスタイリングを担ったのは、スタイリスト・山﨑静香さん。
ブランドが掲げるのは、“時代の空気を楽しみながら、感性のままに自由に組み合わせる”というクリエーションの姿勢。
ヴィンテージアイテムと重ね合わせることで生まれた、ルックをお届けします。
fahion talk
Stylist Shizuka Yamazaki × Director Miyabi Kimura
ブランドディレクター木村雅と山崎静香さんで、今のファッションの空気感やヴィンテージの可能性、
そして“自分らしさを軸に服を選ぶこと”について対話しました。

Vintageが入ることで、
ぐっとその人らしさが出る。
何を選ぶのかというのが、
そのまま個性になる。
Shizuka Yamazaki
01 | VINTAGE IS THE MOOD.
今の気分に、ヴィンテージを。
山﨑(以降Y) 今回の企画は今の気分にも、自分のスタイリングにもぴったりだったので嬉しかったです。
木村(以降K) 私も、全身古着みたいなスタイルはだんだん少なくなってきたけれど、小物などで取り入れるとまた違う雰囲気で合わせられるし、面白いなと思っていて。
Diagramは、自分を編集していくとか、着こなしで新しい自分を発見するというのがテーマなので、Vintageとの相性はすごくいいと思いました。通常の撮影では、ここまでvintageで遊ぶことってなかなかできないので(笑)。
Y Vintageが入ることで、ぐっとその人らしさが出るんですよね。何を選ぶかっていうのが、そのまま個性になる。そこはDiagramのテーマ“EDIT”の話ともつながりますよね。
K Vintageといっても、いろんな国や時代のものがあるから、雰囲気が違うものを合わせるのも楽しいですね。
Y ベルトひとつでも、ここまでの使い込み感を新品で出すのは難しいから、Vintageならそれをすぐに取り入れられるのがいいですね。
02 | ONE VINTAGE PIECE.
ひとつ加えるだけで、スタイルは変わる。
Y 木村さんはVintage、結構お持ちなんですか?
K 若いときは本当になんでも欲しくて、Thrift shop系でも買っていました。
今はデザイナーということもあって、アーカイブとして大事に持っているものもあります。

でも年齢によって興味が変わるんですよね。ロンドンに住んでいたのもあって、ヨーロッパのVintageが好き。
少し前はVintageのブランド古着を集めていたのだけれど、今は“少女的なイノセント感”みたいな気分があって。1920年代、30年代の甘いものや、コットンにすごく繊細なピンタックが入っているようなものの手仕事に愛おしさを感じるんです。
今日着てきたシャツもロンドンで買った1920年代ものです。自分の中にブームがあるんですよね。いつも身につけるものの中に、ひとつは必ず入れるようにしています。時計とかリングとか、ブローチとか。
Y ブローチも今すごく気分ですよね。ジャケットやニットに合わせても素敵。
03 | HOW TO MIX VINTAGE.
“古着っぽく”なりすぎない、ミックスのコツ。
Y 全身古着はやっぱりハードルがとっても高くて、なおかつ古臭く見えるのが、皆さんが難しいなと思うポイントだと思うんです。
だから、まずは小物で取り入れるのが一番簡単かなと思います。
Vintageは使い込んだ味わいがあるので、それをひとつ入れるだけで簡単にこなれた雰囲気が出せる。現行品のアイテムとミックスするのが一番おすすめだし、素敵だと思います。
K 普段エレガントな服を着ている方って、Vintageに触れたことがない人も多いんじゃないかなと思うんです。そういう方なら。やっぱり小物からが取り入れやすいですよね。
Y そうですね。バッグも可愛いのがたくさんありますし、お洋服だったらデニムとかTシャツとか。今だとバンドTも人気ですし、そういうカジュアルめなアイテムから入れるといいと思います。
甘めのVintageのお洋服はちょっと難易度が上がるので、最初は小物かデニムくらいが取り入れやすくていいかなと思います。
今って、大きなトレンドが
ひとつある時代じゃない。
だからこそ、どこで個性を
出すのかが大事だと思う。
Shizuka Yamazaki
04 | NO BIG TREND,
MORE PERSONALITY.
大きなトレンドがない今、自分らしさはどこでつくる?
K 今回、いつものビジュアル撮影とは違って、すごくリアルで、“これなら取り入れたい”と思えるものが集まっていたのが面白かったです。
これをひとつプラスしたら全然違うよ、というのが見えたし、新しい発見を提案できたのでは。
Y ありがとうございます。木村さんは、普段のデザインのインスピレーションも、Vintageから得られることが多いんですか?
K Diagramに関しては、古着そのものというより、ストリートにいる人たちの着こなしから受けることの方が多いです。でも、そういう人たちを見ると古着っぽいものをMIXしている子も多い。
私はもともとメンズにいたことがあって、そこで洋服のルーツとしてVintageを見る機会が多かったんです。例えば、ハンティングジャケットのディテールを応用したり、そういうところにはつながっています。
Y 今って、大きなトレンドがひとつある時代じゃないじゃないですか。
だったら、どこで個性を出すのか、どこで自分らしく可愛く見せるのか。そう考えたときに古着ってすごくいいのかなと思っていて。だから最近またVintageが人気なのかなと思います。
もともと私がファッションに目覚めたきっかけが古着だったので、今回のミックスのテーマはすごく嬉しかったです。大学生のときは全然ファッションに興味がなかったけれど、大学が下北沢の沿線だったので、古着屋さんに入り浸るようになって。普通のお洋服は高くて買えないけど、古着だったら300円、500円であるじゃん、っていうところからハマったんです。
人と被らないし、一点取り入れるだけでなんとなくおしゃれな人に見える。そこからファッションがすごく好きになりました。
自分らしさってなんだろうと考えると、私も必ずVintageを一点は取り入れています。
リングだったり時計だったり、バッグもVintageで可愛くて質のいいものがたくさんあるのでよく使います。デニムを穿くときはVintageのベルトを使ったり。
あとは色や柄も好きなので、小物で色を効かせたり、柄を取り入れたりするのも自分のスタイリングポイントです。
Diagramは、ファションで
自分を編集したり、
更新していけることを
大切にしています。
Miyabi Kimura
05 | THE EDIT
何を選ぶかが、その人らしさになる。
K Diagramは、自分を編集してくれるというか、ファッションで更新していけるということをテーマにしています。今回も、どれもデニムに合わせられたり、少し遊べたりするアイテムをたくさんつくっています。
ただのパンツやスカートではなく、巻いたり外したりできたり、今日山﨑さんに着ていただいているスパンコールのワンピースも、あえて裏地をつけずに、重ね着を前提につくっています。
私の中では、今の人のパーティースタイルでもあるけど、今日みたいに普段でも取り入れられる。様々なシーンを行き来できるような服にしたいと思っています。
Y 私も、お話を聞く前からファーの感じやジャケット、素材の使い方にVintageライクな質感を感じていました。でも木村さんが、Vintageがお好きで、メンズもやられていたと聞いて、なるほどと納得しました。
甘さと辛さのバランスがとりやすい服が多いので、ミックス感が好きな方なら、一枚取り入れだけでもすごく楽しめると思います。
あのファーの中綿ブルゾンも80年代のダウンにありそうなエッセンスを感じるし、白の表現もちょっとVintageっぽくて好き。黄みがかったオフホワイトがすごく好みです。
K 秋冬のアイテムだから、ぱきっとした白よりも少しくすんだ白の方が、他のものと馴染むと思って選んでいます。
Y だから古いものと合わせても、ちぐはぐにならないのかもしれないですね。
K そこは意識しているところです。
今までは一枚で完結するような服も多かったですが、これからはもっと、いろいろなものと合わせても馴染んで、組み合わせること自体を楽しんでもらえるブランドにしていきたいと思っています。

profile
Miyabi Kimura | Director
GRACE CONTINENTAL、Grace Class、Diagramのディレクション・デザインを手がける。
Diagramでは異なるテイストや時代の要素を自由に組み合わせ、今の気分へと編集する服作りを提案。

profile
Shizuka Yamazaki | Stylist
ファッション誌や広告、ブランドビジュアル・ブランドディレクターなどを中心に幅広く活動。
Vintageへの造詣も深く、自由なミックススタイルを得意とする。
VINTAGE SHOP GIUDE
今回の特集に登場したVintage Shopをご紹介。
自分らしいスタイルをつくる、
とっておきの一点との出会いを。
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BLAXSMITH
東京都渋谷区
神南1-15-12
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umber_vintage
東京都渋谷区
代官山町14-10 2F
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KILING vintage
東京都文京区
千駄木2-34-5 1F
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Vini Vini
東京都渋谷区
代官山町12-19
第3横芝ビル3F
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SLOW omotesando
東京都渋谷区
神宮前6-7-8
ネスト原宿Ⅵ 2F-2B
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VINIVINI LUXE
東京都渋谷区
代官山町14-20
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Toy Toy
東京都小金井市
梶野町1-2-36
MA-TO S04
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zoharu vintage
東京都渋谷区
神宮前4-15-16
原宿ジートルンク1F 106
Diagramは2026年9月より
新たなクリエイティブをスタートしました。
THE EDIT

スタイルは、自分で選び取るもの。
時代の空気を楽しみながら、
感性のままに自由に組み合わせる。
Diagramは、
あなたらしい魅力と可能性を引き出す、
新しい自分と出会うためのワードローブ。



















